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Channel: ピル –美容ブログ [女性の美学]
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【体験談】PMSを改善するために私がやったこと

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PMS(月経前症候群)とは、月経前に起こる「イライラする」感じや、不安感、気分が沈む、体の具合が悪くなりやすくなるなどの症状のことをいいます。他にも、頭痛や吐き気、体のむくみ、めまいなどといった症状が出ることがあります。

私の場合、PMSに加え、月経痛(月経による腹痛)もひどかったため、毎月憂鬱になっていました。今回は、私がPMSをどう改善したのかをお話したいと思います。

PMSの症状は見て見ぬふりをしてはいけない

月経の10日前くらいになると、なんとなく気分が落ち込んだり、イライラした気分になる。そして月経1~2日目は下腹部に鈍い激痛が走り、鎮痛剤を飲まないと生活が出来ない。鎮痛剤が効かなかった時は、頭痛もするのでずっと寝込んでいる状態。これは、1年ほど前の私の姿です。

今思えば、こんなひどい症状をよく放置していたな、と思います。放置出来ていた理由は、月経3日目になった途端に症状がなくなり、何事もなかったかのように過ごせていたからです。そしてまた月経前に辛くなり、月経になったら腹痛に耐えることの繰り返し。

これは、おそらく私に限った話ではないでしょう。似たような症状になる女性の多くは、以前の私のように一時的に悩んでは忘れる悩みだと思います。

しかし、自分のPMSの症状が周りにも影響を与えているとしたら、どう思いますか。

たとえば、PMSの症状に「イライラした気分」がありますが、そのイライラのせいで対人関係が悪化したり、悪化することはなくても、イライラしている本人を見た周りの人たちが不快な思いをしているかもしれません。

あるいは、気分が落ち込んでいる本人を見て、周りの人にも心配されているかもしれません。もちろん、PMSの症状になっている本人も辛いのです。症状に悩まされている人の中には、女性でいることが辛いと感じたり、生きていることが辛いと思ってしまう人もいます。

治療出来るものであるならば、治療した方がいい。私は、そう思います。そこで、友人の紹介で婦人科を受診し、医師に相談することにしました。

PMSの治療と対策

医師によると、PMSは定期的に正しく排卵しているからこそ出る症状なのだそうです。治療法は即効性があるものはなく、低用量ピルと漢方薬で体質改善することを提案されました。

なお、ピルの値段は、病院やピルの種類にもよりますが、1ヶ月分(つまり1シート)約3000円程度で、保険がききません。この値段を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、私は1年以上飲み続けることを考えると、少し高いと感じてしまいました。

さらに、毎日1錠飲むものなので、飲み忘れも心配です。ただ、私が通っている婦人科は、誕生月に1年分購入すると、割引がありました。病院によって値段も違うようなので、服用を考えている方は事前に婦人科に問い合わせてもいいかもしれません。

また、ピルの飲み忘れは、基本的にピルを飲む習慣をつけることが大切ですが、もし飲み忘れた時も対処法がきちんとあります。よって、神経質にならなくて大丈夫です。

一説によると、生真面目な性格の女性や、神経質な女性がPMSになりやすい傾向があるそうです。気楽に治療に取り組みましょう。

私の場合はピルと漢方薬を処方されましたが、ピルは毎日服用し、漢方薬はPMSの症状が出始める頃から月経初日までピルと一緒に服用しています。この方法で、悩まされていた月経痛が半年以内でなくなり、PMSの症状もなくなってきました。

生活習慣で気を付けていることもあります。それは、カフェインやアルコールを摂取する回数を減らすことです。カフェインやアルコールは、PMSの症状を悪化させやすいのです。

特に、PMSがひどくなる時期は、コーヒーや紅茶をできるだけ飲まないようにしたり、スナック菓子やチョコレートを食べないようにしています。この対策だけでも、私の場合は症状が少し軽減しました。

低用量ピルの服用は避妊目的だけではない

私は最初、ピルの服用になんとなく抵抗がありました。ピルというと、避妊目的で使用される薬としか、認識していなかったからです。

しかし、実際にピルが服用される理由は、PMSの改善や、月経時の出血量を減らす目的、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れの改善、更年期障害の改善、卵巣がんの予防、不妊治療(ピルの服用によってホルモンバランスを整え、子供が欲しい時期に服用を中止する方法)など、様々です。

特に私は、PMSの改善や月経痛だけでなく、出血量が減ったり肌荒れが改善されたので、かなり助かっています。

また、ピルの服用をすることで月経になる時期が定期的になります。そのため、いつ頃月経になるかがわかりやすくなり、PMSの症状が出やすい時期がわかるようになるメリットもあります。

つまり、ピルを服用することで改善される症状は多く、女性が生きやすくなるための手助けをしてくれるものの一つなのです。

私はピルと漢方薬の服用によってPMSと月経痛が改善しましたが、女性の中にはピルの服用による治療が合っていない場合もあります。医師に相談して、ベストな治療法を見つけてくださいね。


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